病院の支払いが難しい場合のお金を借りる方法を知る

お金が必要1

病気やケガの際は病院で治療を受けることになりますが、治療内容によってはかなり高額な請求がくることもあります。そんな場合は現金で一括での支払いが難しくなりますが、払わないというわけにはいきません。手持ちの資金がないときはお金を借りることで不足分を用意することもできますが、治療費が足りない場合はどのような借り方があるのかも知っておきたいところです。

ここではもしもの際の借り方について書いていきます。

クレジットカードを活用する

病気やケガは突然のことですので、特別な備えがないという人は少なくありません。手術をした、入院が長引いたなどの場合はかなりの高額請求が来ることもあり、すぐに現金を用意できないという人もいます。

とはいえ、医療費は支払わないというわけにはいきません。一括での支払いが難しい場合はお金を借りることも考えてみましょう。お金の借り方にも色々な方法がありますが、まずは手持ちのクレジットカードに注目したいところです。

あらかじめキャッシング機能をつけていれば、その限度額の範囲内で借り入れができます。キャッシング機能がある場合は特別な手続きも必要なく、すぐにATMで現金を用意できます。クレジットカードはキャッシング機能だけではなく、ショッピング枠を利用して支払うこともできます。

今では多くの病院ではクレジットカードによる支払いに対応しており、現金が不足していてもすぐに決済が行えます。大病院ではカード払いに対応しているところも多くなっていますが、中小の病院では対応していない場合もありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

クレジットカードの良いところは支払い回数が自由に選べることもあげられます。一括での支払いはもちろん、分割で無理なく払うこともできます。このほかにはボーナス払いやリボ払いも活用できますので、それぞれに合う方法を選んでいきましょう。

医療ローンを活用する

クレジットカードは便利な存在ですが、金利はやや高い傾向にあります。それゆえ、支払い期間が長くなれば金利の負担も大きくなってしまいます。より低金利で借りるなら医療ローンの利用も考えてみましょう。医療ローンはその名前の通り病院やクリニックなど医療機関での医療行為の支払いに利用できるローンでです。

怪我や病気の際にはもちろん、美容整形など美容目的の治療にも活用されています。インプラントやレーシックなどの自由診療の治療や先進医療を利用すると治療費も高額になりますが、ローンを活用すれば無理のない支払いができます。

医療に特化していることもあり、低金利に設定されています。医療ローンを利用する場合は、病院の窓口で手続きができることも多くなっていますので、まずは相談してみましょう。ローンの申し込みには本人であることが証明できる身分証明書や所得証明書などが必要です。

医療ローンにも審査があり、申し込んだからといって誰もが利用できるわけではありません。審査をクリアする条件としては安定した収入を得ていること、過去に金融トラブルを起こしていないこと、現在の借り入れ状況に問題がないことなどがあげられます。

審査にはやや時間も掛かりますので手続きは早めに行っておきたいところです。

カードローンやキャッシング

医療ローンのほかには銀行のカードローン、消費者金融のキャッシングを活用するという方法もあります。医療ローンに比べると金利はやや高い傾向にありますが、審査や融資もスピーディーで即日融資ということも珍しくありません。

キャッシングやカードローンは基本的に用途は自由ですので、医療費の支払いのほかにも交際費や生活費の補充など様々な場面で活用できるのも便利です。

申し込み手続きは店舗の窓口でも行えますが、最近はインターネットに対応しているところも多く、来店なしで自宅から申し込みができるのも便利です。銀行も消費者金融もサービス内容はよく似ていますが、銀行はより低金利の傾向にあります。

消費者金融はやや金利が高めですが、そのかわり無利息期間を用意しているところも多くなっています。それから、消費者金融は総量規制の対象ですので、年収の3分の1を超える金額を借りることはできません。

銀行の場合は総量規制の対象外ですので、それ以上の融資も可能です。少額を短期間で借りるなら消費者金融、まとまった金額を長期に借りるなら銀行を選ぶなど、目的に合わせて選んでいきましょう。

高額療養費制度を活用しよう

医療費の負担を抑える方法としては高額療養費制度も活用していきましょう。これは医療費の負担が増えたときに、ひと月に支払った医療費の自己負担額が越えたときに後から超えた分が払い戻しされるという制度です。健康保険組合や国民健康保険など公的保険に加入している人ならほとんど活用できます。

入院時の食事代や差額ベッド代などは対象となりませんが、保険適用の入院費や手術費、薬代などは対象となります。そして制度を利用する権利があっても申請をしないと払い戻しは行われませんので、忘れずに手続きしましょう。

この時には病院の領収書も必要となりますので捨てずに保管しておきましょう。手続きをすれば後日お金は帰ってきますが、実際に払い戻しされるのは3ヶ月ほど先となります。すぐにお金が帰ってくるのではないことは理解しておきたいところです。

限度額適用認定書を取得する

高額療養費制度を活用すれば、高額な医療費を支払っても、あとで多くの金額が払い戻しされます。そして、支払いの際には一時的とはいえ、多くのお金を用意する必要もあります。手持ちの資金が不足している場合はお金を借りるという方法もありますが、できれば借金を増やしたくないという人もいます。

そんな場合は限度額適用認定書を取得しましょう。限度額適用認定書を取得しておけば、後日申請する必要なく、窓口の支払いの際に高額療養費制度が適用されますので、自己負担の限度額を超える金額を支払う必要はなくなります。

このほかには高額療養費貸付制度もあります。申請は加入している保険の窓口や郵送で行うことができ、申請が済めば2週間ほどでお金を借りることができます。そして借りたお金は高額療養費が払い戻された際に相殺されますので返済の必要はありません。

そして、病気やケガで一定期間会社を休むことになった場合は傷病手当制度も活用できます。普段得ている給与の3分の2程度を受け取ることができますので、こちらも忘れずに申請しましょう。

シチュエーション別でお金を借りるならどこがいいか考えてみる